[DIY]かわいい子供机の作り方[ワトコオイルとバターミルクペイント]

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DIY

子供ってお絵かきが大好きですよね。

しかし

「画用紙をはみ出してテーブルが汚れてしまった…。」

「ボールペンでしか描きたがらず、紙を貫通してテーブルが穴だらけに…」

なんてことはないでしょうか。

 

うちの娘は一時期そんなような状態で、いつもお絵かきをしていたダイニングテーブルは穴だらけになってしまいました。

「もはやお絵かきが目的ではなく、テーブルに穴を開けるためにボールペンを握りしめているのではないか…」

という疑念さえ抱いてしまうほど。

 

これ以上テーブルに穴を開けられても困るし

ちょうど娘の誕生日も近かったので、子供机と椅子を手作りしてプレゼントすることにしました。

 

ちょっと長くなりそうだったので2つに分けて

今回は机編となります。

 

デザインはシンプルに

まずはデザインを考えます。

毎度毎度、雑な手書きのデザイン画ですみません。

作りはものすごくシンプルにこんな感じ。

 

寸法は

幅:600mm

奥行:350mm

高さ:430mm

となっています。

 

ちなみにうちの2歳の娘のスペックは以下の通りです。

身長:82.6cm

体重:9.6kg

最近の口癖:「だめだって」「これ何よ~」

このくらいの子が座りやすくてお絵かきしやすいサイズになっています。

 

子供机の作成手順

1.天板の角を丸くする

まずは天板の加工を行います。

安全面を考慮して、天板の角を丸く切り落とします。

近くにあった丸棒を天板の角に当てて線を引きます。

線に沿ってジグソーで切り落としましょう。

引き回し鋸でも良いですが、疲れるのとうまく切れない自信があったので今回はジグソーを使用。

切った後はやすりで丸く整えておきます。

こんな感じで全ての角を丸く切り落としました。

これで角に頭をぶつけてもあんまり痛くないでしょう。

 

2.脚を連結するためのダボ穴を開ける

次に机の脚部分の加工を行います。

今回はビスを一本も使わずに作ろうと思っていたので

ダボ接合で全ての材料を連結させていきます。

これは片方の脚部分の写真ですが、このように連結させる予定です。

 

ということで

さぁ、地獄の穴あけ作業の始まりです。

このようにダボ穴を開ける部分に印を付けて

可能な限り垂直に穴を開けます。←これがかなり大事!

垂直に開けられないと、後でうまく接合出来なくなるので慎重に!

出来ればドリルガイドがあれば良いです。

このように穴を開けて

ダボマーカーをセットして、接合する部分に押し当てると

印を付けることが出来るので、そこにも穴を開けます。

対応している部分には目印を書いておくと接合するときに分かりやすいです。

僕の場合はアルファベットで目印を付けました。

 

全ての部材に穴を開け終わったら、脚部分の加工は終了です。

 

3.仮組み

脚の穴あけが終わったら、きっちりとダボが噛み合うかチェックします。

    

ピッタリと隙間なく接合出来れば成功です。

片方の脚部分。しっかりと接合出来ていますね。

左右の脚をつなぐ部分も上手くつなげることが出来ました。

試しに天板を置いてみて、完成させたような気分に浸る。

塗装しなくてもこれはこれで良いですね。

 

無事に接合出来ることが確認できれば

再度バラバラに分解して塗装の段階に移ります。

 

もしも上手く接合出来なかった場合は

1.新しく部材を用意してダボ穴を開けなおす

2.穴を一度ダボで埋めてしまって、もう一度ダボ穴を開けなおす

このどちらかの方法になるかと思います。

どちらも面倒なので、できれば避けたいですよね。

そのために正確な穴あけが必要になります。

 

4.ワトコオイルとバターミルクペイントで塗装

それでは次は塗装です。

使用する塗料と色分けについては以下の通りです。

ワトコオイル(ミディアムウォルナット)  ・・・天板と脚の一部分

バターミルクペイント(ドレッシングテーブルブルー) ・・・脚部分

以前作成した絵本棚の色に合わせたかったので、この配色にしました。

詳しくは以前の絵本棚作成の記事をご覧ください。

 

まずは天板と脚の一部分を塗装します。

ちなみに脚の一部分というのは

この赤丸で囲っている部分です。

なんとなくここだけ木の色を残した方がいい感じになる気がして。

しかし僕は色のセンスが絶望的なので、一応奥様に確認。

やはりあまり賛同が得られず、脚は全部水色にした方が良いとのこと。

けっこう真剣に悩んだ結果、自分の直感を信じることにしました。

出来上がるまで不安…。

 

次に脚部分の塗装をします。

容器に刺さっているのは混ぜる用の端材。

脚部分を塗装するときは、目印のアルファベットだけ消してしまわないように注意してください。

 

バターミルクペイントは二度塗りが推奨されています。

 

個人的な方法としては

一度目の塗装の後、少し木材の表面が毛羽立つので

紙やすりで撫でる程度にこすって

表面を滑らかにしてから2回目の塗装をすると良い気がします。

 

塗装が終わればいよいよ組み立てです!

 

5.天板と脚を組み立てる

塗装が終わった部材を組み立てていきましょう。

ダボ穴にボンドを流し込んで、ダボを入れます。

そのダボにもボンドを付けておきましょう。

コーナークランプをフル活用してガッチリ固定。

↓のリンク。ちょっと同じものが見つかりませんでした。

左右の脚も接合させて

かなり完成に近づいてきました。

なんとなくドアップで撮ってみる。

ガッチリ圧着するとボンドがはみ出てくることがあると思うので

乾かないうちにウェットティッシュなどでふき取ると良いです。

あまり擦ると水色の塗料が落ちてしまうので注意です。(水性塗料なので)

 

天板の取り付けもちょっと悩んでいた部分。

裏側からL字金具を使って固定する方法も考えましたが

ビスを一本も使いたくないというこだわりで

天板もダボ接合することにしました。

ということで天板の裏側にダボ穴を開けて

ダボマーカーをセット。

と思ったら穴を開ける位置を間違えるという痛恨のミス。

ここまでミスなく来てたのに…。

まぁ、でも裏側になる部分なので問題ありません。

脚部分にも穴を開けてダボを打ち込んだらいよいよ天板と接合。

上手くはまってくれそうです。

 

最後に一つだけ。

移動させやすいように、脚の底にフェルトを貼り付けておきます。

紙やすりで少し滑らかにしてから貼りましょう。

フェルトを貼り終えたら…。

 

子供机の完成

出来ましたー!

 

心配していた配色もいい感じ。

ビスを一本も使っていませんが強度も問題なく

ぐらつきもありません。

 

これは椅子と合わせて並べるのが楽しみですね。

 

 

 

次の椅子編は↓

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