ハウスメーカー選び その⑥

スポンサーリンク

さて、こんにちは。

ちょっと数日間が空いてしまいましたが

ハウスメーカー選び編 第6弾です。

前回はこちら

 

今回は

S社の建売見学編でございます。

実際に既に売りに出されているモデルハウスでの打ち合わせについて書いていこうと思います。

 

 

 


◊ まずは場所


僕は生まれも育ちも北海道なのですが、妻の実家は本州です。

 

そのため、何かあった時に頼りやすいように

家を建てるなら

実家から出来るだけ近いところに建てたい!

と、始めから考えていました。

 

妻もそれには賛成で

出来れば徒歩で行き来できるくらいの距離がいいねーなんて話していました。

 

この時に見学させてもらった場所は

実家から車で20~30分程の場所。

冬だったこともありけっこう遠く感じました。

 

実際に住むことを考えたら

絶対選ばない場所ですね。

 

打ち合わせ場所には、数軒の新しい住宅が並んでいました。

どうやら最近できた造成地で、S社とM社で半分ずつ土地を所有しているとのこと。

いくつかのお家はもう既に購入済みのようでした。

 

雪の降る中、どこに車を停めればいいのかなーなんて迷いながらうろうろしていると

小走りでこちらに向かってくる支店長のSさんが!

寒そうです!

車を誘導して下さり、見学するお家の駐車場へ。

 

挨拶を交わして、いよいよモデルハウスの中へ入っていきます。

 

 


◊ 広く感じる間取り


建売見学は初めてだったのでワクワクしながら中へ。

やっぱり新しい家って良いですよね。

きれいだし、なんかあの、「新築だよ!」って感じの匂いがするし。

車買った時もそんな感じですよね。「新車だよ!」っていう匂いね。

 

はい、ということで、見学したお家の間取りはこちら(1Fのみ) ↓

 

居間まで通され、まず思ったのは

 

「広い!」

 

比較対象ってやっぱり自分の実家とかになっちゃうと思うんです。

建売なので家具を必要最小限にしてあるという事もあったのかな?

でもまぁ、広いリビングだなーというのが第一印象。

 

間取り図を見てみると

LDKの部分だけで19.1帖

 

この時はまだよく分かってなかったのですが

今考えるとかなり広いですよね・・・。

 

特に吹き抜けとかはなくて、天井が高いわけでもないのに

なんとなく開放感があるように感じました。

こういう開放感が出せるのは、S社独自の構造・工法の特徴なのだと思います。

 

 


◊ とても頑丈なS社の構造と工法


 

S社の住宅はボックスラーメン構造という構造で出来ています。

 

 

このような、柱と梁が一体化したボックスが骨組み(ユニット)になっており

このユニットをいくつも組み合わせるユニット工法を採用しています。

 

しかもこのユニットは、単体で十分な耐震性を確保出来ているため

他に柱や筋交い、壁などが必要なく

間取りの自由度が高いというのが特徴になっています。

 

簡単に言うと

このユニットの中であれば、どこに柱を建てようが、どこに壁を作ろうが自由!

ということです。

 

この構造・工法のおかげでこのLDKのような広い空間が作れるんですね。

 

他のハウスメーカーだと

「この広さの部屋を作るには、ここに壁や柱が必要になる」

などといった制限が出てくることもあるようなので

S社のこの特徴は非常に魅力的でした。

窓や建具も床から天井までいっぱいに付けられるため、さらに開放感を出すことも可能ですね。

 

さらに、このユニットはすべて工場で生産されます。

そのため、ほとんど出来上がった状態で現場まで運んできて

短時間で一気に組み上げてしまうのです。

 

これにより雨風に晒されることなく

品質を保ったまま建てることが出来るというのも特長になっています。

 

なんだか、良いことしかないじゃないかS社・・・。

 

特長をいろいろ聞けば聞くほど

ここより良い家を建てられる会社があるのか?

という疑問が・・・。

どんどんS社の評価が上がっていきます。

 

モデルハウスの中を一通り見学させてもらい

一階にある4帖の洋室で、相談することになりました。

 

 


◊ Sさんからのプラン提示


先日、マイホームセンターで話した時に

いつの間にか、希望の間取りや設備などを聞き取られていた我々夫婦。

疲れすぎて口が勝手に質問に答え続けていたのだと思います。

それらの希望を踏まえて、Sさんがかなり具体的なプランを考えてくれていました。

 

あ、あれ?なんかもう話が具体的になってる・・・。

まだ契約するって決めたわけじゃないけど大丈夫かな・・・。

 

でもこういうものなんですよね、きっと。

ある程度、元になるプランがないと話が進められないしね。

 

最初に見学に行ったときに希望していたのが


シューズクロークが欲しい!

お風呂は1.25帖がいい!

趣味室がほしい!

ガレージがほしい!

和室がほしい!

リビングは吹き抜けがいい!


思い出せる限りではこんな感じ。

それぞれいくらかかるかなんて考えずに

とにかく欲しいと思ったものをバンバン頼みまくってたようです。

 

その希望を踏まえてSさんが考えてくれたプランを見させてもらいました。

土地についても、実家の近くがいいということは伝えていたはずでしたが

提案された場所は、実家から車で15分ほどのところ。

こちらも最近造成されて、住宅が増えてきた場所です。

 

悪い場所じゃないんだけど

同じ職場の人も何人かその辺に家を建てていたので

なんとなく避けたいなーと思っていた場所。

 

家に帰ってからも職場の人が近くにいるってなんか嫌じゃないですか?

休日に近所でバッタリ会ったりしたら

仕事のことを考えてしまいそうだなぁと。

 

とりあえず、今回は提案ということで土地に関してはあまりリアクションせずに、間取りの話へ。

 

間取りは希望を踏まえて作成してくれていて

「うんうん、いいですねー」というような感じで話は進んでいきました。

 

Sさんが「自分がもし住むなら」という目線で設備等も考えてくれていたので

たしかにそれがあれば嬉しいかも!というオプションも取り入れて提案してくれました。

 

そして、肝心のお金の話へ・・・。

 

 


◊ 金額発表!


土地に関しては希望の場所ではなかったのですが

間取りはけっこう理想通りのプランを提示してもらいました。

 

そして運命の金額発表。

土地と建物本体、そして諸経費等いろいろ含めた総額は・・・。

 

約3800万円!

 

この時僕たちはあまり相場がわかってなかったので

特に、高いとか安いとかもわからずに

「なるほど、それくらいなんだなー」くらいの気持ちで居ました。

 

いくつかのハウスメーカーで見積もりを出してもらったり

既に家を建てたことがある方はわかると思うんですが

たぶんかなり高いほうですよね。

 

そしてローンの話へ。

けっこう前の話なのでうろ覚えではありますが


35年ローン

月々 8万

ボーナス払い 10万


くらいだったと思います。

 

支払い金額を見たときは

家賃よりもだいぶ高かったのですが

「まぁ払っていけなくはないかー」と特に不安に思うこともなく納得していました。

また、Sさんを信頼していたこともあり

「Sさんが提案してくれるプランなら大丈夫だろう!」

と思い込んでしまっていた部分も。

 

それに

高くてもいい物を手に入れたい

という考えが根底にあったので

高くても納得してしまう部分がありました。

 

この、金額と品質の関係には今後もしばらく悩まされることになりました。


◊ 初めての建売見学終了


この日は建売見学とプラン提示含めて2~3時間ほど。

 

やはり体力は大きく削られました。

 

Sさんのセールストーク力がすごいので

一つ心配なことを話すと、すぐ論破されるので納得せざるを得ない状況に。

 

ちょっと、この時から気になっていたのは

他社批判が少し多いな という印象を受けたこと。

 

まぁ、直接的な批判ではないのですが

「あそこのハウスメーカーだとこうだけど、うちではこう出来ますよ」

という雰囲気の言い回しが多かったのが気になりました。

 

そうやって他社に対抗していかなきゃならないというのはわかるんですが

そういう言われ方をされてしまうと他の選択肢がないと感じてしまうんですよね。

 

そういった説明をされるのが、あまりいい気分ではなかったので

それも疲れてしまう原因にもなっていたかなぁと思います。

 

でも、今回の建売見学で

実際に住む家のイメージがしやすくなったので

機会がある限り、出来るだけたくさん見に行こうと思いました。

 


次回は、H社の構造セミナー&建売見学編です。

おたのしみに!

 

つづく

コメント

タイトルとURLをコピーしました