さて、前回の続きになります。
お絵かきの時に、ダイニングテーブルにボールペンを突き刺して遊んでしまう娘の誕生日に、かわいい子供机と椅子を作成しました。
今回は椅子編になっております。
前回の記事はこちらです。
子供椅子の作り方
デザインを考える
椅子編もまず最初はデザイン決め。
ネットで調べると色々な子供椅子が出てくるので
参考にしながらこんなデザインにしました。
寸法は
高さ:430mm (座面の高さは230mm)
幅:330mm
奥行:310mm
机の時と同様に、ネジは使わずにすべてダボ接合で頑張ります!
材料紹介
まずは材料とそれぞれの寸法を紹介。
組み立てた形を想定して並べています。
左右の脚部分を組み立てて
それを繋いで
最後に座面板を載せる
という順序で組み立てる予定です。
時々、木材の表面がささくれていて指に刺さることがあるので
材料を加工する前に、すべての木材をやすり掛けして、表面を滑らかにしておきます。
240番くらいの紙やすりを使用すると良いと思います。
作成手順
1.座面板の加工
机の天板と同様に、最初は座面板の角を落とします。
角に丸棒を当てて印を付けて
ジグソーでカット。
4か所すべての角を落とし終わりました。
この部分もやすりで滑らかにしておきます。
2.脚部分の加工
次は椅子の脚部分を連結させるためのダボ穴を開けます。
いやもうほんとに机の時と同じ作業の繰り返しなんです。
何が違うのかというと、それはもう形だけです。
何度もしつこく言いますが穴あけはできるだけ垂直に慎重に。
可能ならドリルガイドの使用をお勧めします。
見えにくいですがダボマーカーで印を付けるところです。
作業台の上は微妙にデコボコしているので
フローリングで作業したほうが正確に印を付けられる気がします。
こちらにも対応するダボ穴がわかるようにアルファベットか何かで目印を。
この穴あけを乗り越えればあともう少しなので頑張りましょう!
ちょっと作業途中で気になったのが背もたれの上部分。
なんかここが角ばっていると危ない気がするので丸くしましょう。
ここも座面板の時と同じく、丸く印を付けて
ジグソーでカット。
これで怪我をしてしまう可能性は低くなりました。
これで脚部分の加工は終了です。
3.仮組み
ダボ穴がずれていないか確認するための仮組みです。
うん、大丈夫そう。
座面板を載せる部分も水平になっています。
4.組み立て(途中まで)
仮組みで特に問題がなければ組み立てていきます。
といっても、この時点では途中までの組み立て。
何故かというと色の塗り分けをしたいのです。
天板と、上の図の赤丸の部分だけを木の色にしたいので
脚をすべて塗ってしまうと塗り分けが難しくなってしまうんですね。
ということで、まとめて塗ってしまえる部分までを組み立てます。
5.塗装 ~ワトコオイルとバターミルクペイント~
途中まで組み立てたら塗装をしてしまいましょう。
塗料は机と同じです。
ワトコオイル(ミディアムウォルナット) ・・・座面板と背もたれの一部分
バターミルクペイント(ドレッシングテーブルブルー) ・・・脚部分
非常に申し訳ないのですが、ワトコオイルを塗った時の写真だけ取り忘れておりました。失礼いたしました。
ということで、脚部分の塗装です。
左右は連結させずに、まずはこのような形で塗装します。
こちらもいったん乾いてから、軽くやすり掛けをして2度塗りしています。
6.最終組み立て
塗装が終わったらいよいよ組み立てていきます。
左右の脚部分を連結。
背もたれの一部分だけ木の色を残しています。(この部分と座面板のみワトコオイルで塗装しています。)
座面板を載せる部分はどうせ見えないので塗装していません。
次に座面板のを取り付けるためのダボ穴を開けます。
もう開けなくてよいと思っていたダボ穴。
ここにきてまたこの作業はキツイ。でももう一息。
ドリルガイドを当てて慎重に。
穴を開けたらここにもダボマーカー。
4か所にダボマーカーをセット。
慎重に座面板を乗っけて
下から見て左右1㎝ずつ均等にはみ出しているかを確認。
位置をしっかり決めたらぎゅっと押し当てて印を付けます。
印が付いたら座面板の方にもダボ穴を開けます。
貫通しないように気を付けましょう。
4か所すべて穴を開け終わりました。
最後に座面板と脚をダボで連結させれば…。
完成
出来ました!
椅子に関してはなんと1日で完成。
というのも、子供の誕生日の前日に作り始めたのです。
頑張って作ればなんとかなるものです。
机と一緒に置いてみましょう。
いいですね。
塗り分けも良かったです。
プレゼントなので奥さんがリボンをつけてくれました。
娘の反応は…。
ちょっと顔は隠させていただきますが
とっても喜んでくれていました!
プレゼントした時の動画を見返してニヤニヤしています。
リボンの色も合ってるし、机と椅子の高さもちょうどいい感じ。
おわりに
さて今回は、娘の誕生日プレゼントということで、子供机と椅子を作ってみました。
2部構成となった今回のDIYも無事完結。
最初は
テーブルを汚されないように
とか
ボールペンで穴を開けられないように
とかそういうことを考えていましたが
途中からは
もらったらどんな顔するかなー
とか
喜んでくれるかなー
っていう気持ちで作ることが出来たので、とても楽しく作業が出来ました。
お子さんにお絵かきでテーブルを汚されて困っている方も
ただ純粋にお子さんに何かプレゼントしたいなーと考えている方も
今回のこの記事が少しでも参考になればと思います。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント