ハウスメーカー選び その⑩

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こんばんは。シンパです。

しばらく更新できず申し訳ありません。

この数週間、新居に引っ越したり子供が生まれたりと

非常にバタバタとした日々を送っており、ブログ更新が滞っておりました。

さて、今回も引き続きハウスメーカー選びについて、微かな記憶を頼りに書いていこうと思います。

今回はⅠ社建売&資金相談についてです。


◊ 一軒家とは思えない開放的な空間


Ⅰ社の建売がある場所は、最近どんどん新しい住宅が建っているいわゆる造成地。

北海道に進出してからまだ期間が短いこともあってか、あまり知名度は高くないようです。

そのため建売の数も少ないのか、見学できるところもこの一軒のみでした。

この日も雪の多い日で(というか去年から今年にかけての雪は異常だった)タイヤが埋まってしまう恐怖と闘いながら、営業さんとの待ち合わせの場所へ。

Ⅰ社独自のタイルが目立っていたので、場所は割とすぐにわかりました。

やっぱり外観かっこいい。

タイル外壁って平坦なのが多い印象だったのですが、Ⅰ社のタイルは少し凹凸があるせいか立体的に見えてかっこいいのです。

逆に言うと、見る人が見れば「あっ、Ⅰ社の家だ!」とわかってしまうことにもなります。

営業担当のFさんと挨拶を交わして建物の中に通されます。

H社も担当Fさんでしたが、こちらはしっかりした頼りになりそうなFさんです。

F+さんと呼ぶことにします。

例によって全館床暖房になっています。

そしてなんと、玄関の土間にまで床暖房になっているとのこと。

そのため、解けた雪で玄関がびしょびしょになっても、しばらくすると乾いてしまうのです。

雪国ならではの悩みも解決です。なんと素晴らしい。

そしてⅠ社の断熱性・気密性の高さを活かして、リビングはもちろん吹き抜け。

建坪はおそらく35坪前後くらいだったと思うのですが、開放感があり、一階がとても広く感じました。

住宅の中を一通り案内されたのですが、一つ気になる部分が。

各部屋に一つずつ加湿器が置いてあるのです。

まぁ、冬だったので乾燥するのは当たり前だし、仕方ないのかなと思っていました。

でも、後々調べたのですが、床暖房って乾燥しやすいという意見もあるようですね。

だからあんなにたくさんの加湿器が置かれてたのかなーって思ったり。

でもまぁ内観も外観も気に入ってて性能も良いとなると、かなり前向きに考えてしまいますよね。

そしてⅠ社は宿泊体験が出来るといいます。暖かさを実感してもらうには、一日生活してみてもらうのが手っ取り早いですもんね。

しかも噂によると、その日のご飯はお寿司を出してもらえるとか!

なんとなんと太っ腹です。F+さん太っ腹ですね。

また、Ⅰ社では工場見学会+抽選会なども行っていて

参加した方全員にオプションが当選するというイベントも行っているとのこと。

テレビCMとかで宣伝しない代わりに、そういうところでサービスをするのがⅠ社の特徴なんですね。

色々と説明され、そこで簡単に間取りや資金計画の事も話して

次回、またマイホームセンター内のモデルルームで相談しましょうということに。

というところでこの日の見学は終了。

かなり前向きに考えていた我々夫婦でした。


◊ Ⅰ社の住宅、金額は果たして・・・。


「Ⅰ社は値引きをしない」

これは以前からちょこちょこ聞いたことがある話でした。

逆に、Ⅰ社からすると

「値引きを出来る会社って何の金額を引いているの?」

「安くできるなら最初からその金額を言えばいい」

「何を上乗せして金額を提示しているのか分からない方が不自然なんじゃないか」というお話ですね。

たしかに。そういわれるとそう思っちゃいますよね。

なので、Ⅰ社の住宅の金額はある程度高いんだろうなということは覚悟していました。

ネットでいろいろ調べて「このくらいだろうな」とおおよその見当もついてました。

H社が3300万、S社が3700万

この間くらいだろうなぁと。

さっそく発表してしまいます。

先日色々と相談して間取りを考えてきてくれて、それを元にした資金計画を見せてもらったところ

土地+建物合わせてなんと

3800万円

・・・たけぇ。高いと思ってたS社よりたけぇ。

値引きをしないとはいえ、どうしてこんなに高いのか。

建具から何から自社で作っていることにより、コストを抑えられるのがⅠ社の特徴ではなかったのか・・・。

まぁ、しかしちゃんと理由があるはず。

一つは太陽光パネルを載せることにより初期投資が+200万になるとのこと。

オール電化+太陽光発電により光熱費が抑えられるのがⅠ社の特徴でもあるので、どうせなら付けたいなーと思っていたのですが、妻はあんまりだったようです。

二つ目は外壁のタイル。

タイルにもグレードがあるようで、この時点での見積もりには一番良いのを使っているとのこと。

雨と太陽光によって汚れが自然に落ちてくるっていうやつです。

一個下のグレードにしちゃうとその機能が失われちゃうんなら、やっぱり良いのが良いですよね。

うーん、高くなっている理由は分かったけど、それらをやめてしまうとⅠ社を選ぶ理由がなくなってしまう・・・。

しかし高い・・・。こんなに高い家を買ってしまうと、ローンを返すために働き続けるというつまらない人生を送ってしまうのではないか・・・。

そんな不安を抱えている我々夫婦を見たF+さん。

住宅ローンアドバイザーの資格を持っているF+さんは新たな策を提案してきます。

それは、40年ローン

僕たちは35年ローンしか考えていなかったのですが、F+さんは全力で40年ローンを勧めてきます。

出来るだけ高い金額を借入して、住宅ローン控除を最大限に活かす方が良いのだと。

あまり難しいことはわかりませんが、まぁ「払っていけるんですよ!」ということを教えてくれているようでした。

たしかに35年で払い終えると考えるより、40年に伸ばした方が月々の負担は減りますよね。

ただ、僕は今29歳です。約30歳です。

70歳までローンを払い続けるの・・・?

嫌です。まぁ、実際にはもっと早く払い終えることが出来るのでしょう。きっと。

でもじいちゃんになってからも家のお金を払い終えてないなんて、なんか嫌です。

いくらF+さんに説得されても、不安な気持ちを抱える我々。

ちなみに、もしⅠ社で建てるとしたときに、いつごろ完成するのかと聞いてみたところ

「来年の1月です」と。

・・・マジか、そんなに遅いのか。子供が生まれる前に引っ越しとかを済ませたいと考えたので、ちょっと計画が崩れてしまうなぁと思いました。

まぁでもそればっかりは仕方のないこと。子供が居てもなんとか引っ越しは出来るか・・・。

いろいろお悩み要素が増えてしまい、その日の相談はそれで終了。

参った・・・。

二人とも気に入っていて、ほぼ第一候補まで上り詰めていたⅠ社がこんなに高いとは。


◊ まとめ


予想以上のお値段を提示されてしまったⅠ社。

しかし我々夫婦は気に入っていたので、候補の中には残留していました。

この時点で出そろったハウスメーカーは、S社、H社、Ⅰ社の3つ。

高くても満足度の得られる家を建てるべきなのか

自分たちの身の丈に合った家を建てるべきなのか

この答えを出すために僕は数週間悩み抜きました。

これが俗にいう「第一次ハゲ期」です。

円形脱毛症。以前から極度のストレスを感じると発症していたのですが再発です。

悩み抜いて、髪も抜けて、我々夫婦(抜けたのは夫だけ)はどのような結論を出したのか・・・。

次回、ハウスメーカー決定編。お楽しみに。

それではまた。

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