ギターが増えてきて置く場所に困っている。
ギターを壁にかけて飾りたいけど、どうすれば良いのかわからない。
出来れば壁に穴は開けたくない。
そんな悩みを抱えている方に、壁に穴を開けずにギターを壁掛けにする方法を説明します。
今回は壁を板張りのようにして、そこにギターを掛ける方法を説明していきます。
「別に板張りにしなくてもいいんじゃ!」という方は、途中までご覧いただければ良いかと思います。
■ 壁にギターを掛ける方法
✓ 手順の説明
まずは手順を簡単に説明しようと思います。
1.柱にするための2×4材にラブリコを取りつける。
2.天井と床に2×4材を2本突っ張らせる。→ これが柱のようになります。
3.2本の柱を繋ぐように間柱(まばしら)を入れる。 → これが無いと板を打ち付けることが出来ません。
4.柱と間柱に板を打ち付けていく。
5.ギターフックを取り付けて完成。
✓ 2×4材にラブリコを取り付ける
2×4材を用意します。
2×4材の長さについてですが、ラブリコのアイアンを使用する場合は、床⇔天井の高さ-75mmです。
このように2×4材の端にラブリコを取り付けます。
板張りにするつもりが無い方は、これを天井と床に突っ張らせてフックを取り付ければ、ギターを壁掛けにすることが出来ます。
↓はディアウォールを使用していますが、見た目はこんな感じになります。
リモコンやカバンをかけていますが、このような柱にギターを掛ける形になります。
柱だけだとかっこ悪いなぁと思った方は、このあとの工程も見てみてください。
✓ 板の塗装をする
板張りに使用する板は、1×6材を使用しました。
そこに互い違いになるように長さを考えておいて、ホームセンターでカットを依頼しました。
ちょっと木目を活かしたかったので杉の板を用意しました。
そのままの木の色でも気にしない方は特に塗装は必要ありませんが、部屋の雰囲気に合わせて色を塗りたいという方は塗装してみると楽しいですよ。
ちなみに僕が使用したのはブライワックスのウォルナットとジャコビアンでしたが、あまり色の違いが出なかったのでウォルナットだけで良かったかも。
✓ 間柱を取り付ける
今回は板張りの壁を作る予定なので、柱が2本だけでは足りません。
板をビス止めする部分にも必要になるわけですね。
わかりにくいでしょうか。
2本の柱の間に、2×4材で骨組みを追加する感じです。
板張りにすると隠れてしまう部分なので塗装はしません。
✓ 板を打ち付けていく
ここまで来たら、ひたすら板を打ち付けていくだけです。
長い板と短い板を交互に打ち付けていきます。
どんどんビス止めしていきましょう。
杉の木は柔らかいので、板が反っていたりするとたまに割れてしまいます。
そんなこんなで板張り完了でございます。
✓ ギターフックを取り付ける
最後の仕上げです。
ギターを掛けるための壁掛け用フックを取り付けましょう。
今回使用したのはこちら。
ギターを引っ掛けるとガチャッと少し下がって、落ちないように固定してくれます(説明が難しい)
こんな感じで二つ、ちょっと高さを変えて取り付けてみました。
ギターを二つ以上横に並べて掛けるときは、ぶつかってしまわないようにギターのサイズ等を確認してから寸法を考えましょう。
✓ 完成!
こんな感じで完成しました。
本当は壁の上の方まで板張りにしたかったのですが、材が足りずにこんな感じに。
まぁ、機会があれば追加しようと思います。
✓ まとめ:壁に穴を開けずにギターを壁に掛ける方法
さて、今回は壁に穴を開けずにギターを壁に掛ける方法を紹介しました。
DIYに慣れていない方は、柱だけ取り付ける方法でも良いと思います。
少しDIYに慣れている方や、「これくらい出来るだろ」って自信のある方は試してみてください。
やってみたら意外と出来るものですよ。
それではまた次回お会いしましょう。
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