今回のDIYですが、昨年からなのかそれより前からなのかはっきり分かりませんが、めちゃくちゃ流行りまくっていた漫画がありました。
そう、皆さんご存じ「鬼滅の刃」でございます。
僕も先輩に勧められて遅ればせながら読ませてもらったのですが、奥さんと一緒にハマってしまいまして、ふと気が付くと、YouTubeで日輪刀を作っている動画をエンドレスリピートする毎日を送っていました。
手が勝手にYouTbeで動画を流し始めるのです。
手元を見なくてもリモコン操作が出来てしまうほど。
そして繰り返し見ていたら何だか自分でも作りたくなってきてしまったので
今回は日輪刀をDIYしてみようと思います。
ちなみに、誰の日輪刀にするかというところですが、映画でも一番目立っている、煉獄杏寿郎の刀にしようと思います。
材料はすべて木です!
なお、作り方ですが完全に動画をアップされている方の作り方を真似しているだけなので、参考程度に見て頂ければと思います。
ちなみに空き時間を見つけてちょっとずつ作っているため、完成までかなり時間がかかってしまっています。(まだ完成していません。)
記事を分割しようと思いますのでご了承いただければと思います。
今回はPart-1です。
■日輪刀の作り方
1.まずは寸法決め
まずは刀身を作ります。
本物の日本刀を作る工程とかを動画とかでいろいろと見ていると
どのような順序で作っていくのかがわかるので面白いです。
ただ、僕が何度も見ていた動画の方はすべてフリーハンドで形を書き込んでいる様子だったので
刀の寸法などは全く分かりませんでした。
そのため一般的な寸法などをネットで調べながら作成したので、そういったことも含めながら説明していきます。
参考にさせてもらったサイトはこちら
刃の長さ
まずは刃の長さはどれくらいにすべきなのか。
刃長(はちょう)というらしいです。
色々と調べていると、おおよそ70㎝前後の刀が多い印象でした。
昔の人はそれほど背が高くなかったので、扱うにはそれくらいがちょうど良かったとかなんとか。
というわけで刃長は70㎝にしようと即決。
しかし煉獄さんの身長を調べてみると177㎝と僕より5㎝も大きい。負けた。
大正時代の男性の平均身長は160㎝ということで、煉獄さんは平均より17㎝も大きい。すごい。
煉獄さんよりも小さい僕が振り回すには70㎝はでかいかなとちょっと悩んで
なんとなく2㎝縮めて68㎝にすることにしました。深い意味はありません。
反り
次に考えたのが反りについて。
日本刀特有の曲がり具合のことですね。
この反りがあることによって、効率よく威力を発揮出来たり、鞘から抜きやすくする効果があるらしいです。
へぇ~ですね。
反りは深さとして計測するらしいのですが、時代やその刀の種類によって異なるようでした。
色々見ていると、2㎝~3㎝の刀が多いような気がしたので2㎝にすることにしました!
結構テキトーに寸法を決めてしまっていますが、何とかなっているので大丈夫です!
茎(なかご)
次に茎です。
刀身の下の部分にある、柄(つか)に差し込む部分のことを茎というらしいです。
もう何だか初めて聞く言葉ばっかりでどんどん物知りになっている気分。
茎の長さですが、実はあまり考えずに作ってしまって大体15㎝くらいだと思います。
柄を24㎝くらいにしようと思っていたので、本当はもう少し長い方が良かったかもしれません。
それでは刀身の寸法が大体決まったので実際に作成していきます。
2.日輪刀を作る材料
刀身に使用する材料はこちら↓
ホームセンターで見つけた一番ちょうど良さそうな木材がこれでした。
厚さ9mm 長さ900mm 幅60mmの松材です。
3.刀身の形に墨付けをする
これに鉛筆で墨付けをしていきます。
寸法は測っていますが、フリーハンドなのでなかなかきれいな曲線が描けません。難しいです。
4.刀身を切り出す
墨付けした線に沿ってジグソーで切り出していきます。
線がガタガタですが、後で整えていくのでそれほど気にしなくても何とかなりました。
でも今思うと、この時点で丁寧にやっていた方が後からの修正が少なくて済むので慎重に行った方が良いと思います。
大体の形が出来たら今度は小刀でデコボコしたところを整えていきます。
無ければカッターナイフで良いです。
全体的にきれいな曲線が出来たらOK!
こんな感じで。
5.刀身に刃をつける
次は刃を付けていきましょう。
まずはこのように板の中心にスーッと線を付けて、側面にも線を引いていきます。
そしたらその線と線をつなぐような感じで地道に削っていきましょう。これも小刀です。
刃が付くと一気に刀っぽくなってくるので楽しい。
しかし小刀でずっと木を削る作業なんて今まであまりしたことがないので、手にマメが出来ました。
アルコール消毒をしなければならないこのご時世、皮がむけた部分の消毒は地獄。
6.茎を作る
次は茎の部分を作ります。
茎は刃の部分よりも少し薄くなっているのでこのような感じになります。
後にこの部分に鎺(はばき)や鍔(つば)、柄((つか)が取り付けられることになります。
茎全体の厚さが均一になるように丁寧に削りましょう。
薄々感づいている方もいらっしゃると思いますが、この日輪刀を作るという作業、ほとんどが木を削る作業です。
気が遠くなるほど削ります。削って削って削りまくります。
言い忘れていましたが、刃にも茎にも削り終わった後はやすり掛けをして表面を整えています。
最初は粗く削りたいことが多かったので、80番くらいの粗目を使っていました。
というところで、刀身がだいたい出来上がったので、Part-1はこの辺で区切らせてもらおうと思います。
次は、鎺(はばき) 鍔(つば) 柄((つか) の部分を作っていきますのでお楽しみに!
コメント