どうも、アコースティックギター歴15年くらいのとーちゃんです。
これからアコースティックギターを始めてみようと思っているけど、選び方がわからない。
高いギターを買った方がいいの?
メーカーはどこのを選べばいいの?
アコギを始めてみようと思っている方や、初めてアコギを購入しようと思っている方のこんな疑問を解決できればと思います。
■ 初めてのアコギなら3万円前後のもので十分!
結論から言うと、初めてアコースティックギターを購入するのであれば、3万円前後のものを選べば問題ないです。
というのも、僕が初めて買ったアコギは3万円ちょっとのYAMAHAのギターでした。
お年玉を貯めて、高校生になってから初めて購入したギターでした。
それまでは30年以上前の父親のギターを弾いていたので、ものすごく弾きにくかったんですね。
でもそれ以外のギターを触ったことが無かったので、それが当たり前だと思っていました。
初めて楽器屋さんに行って、その3万円のYAMAHAのギターを弾いたときは、めちゃくちゃ弾きやすくてびっくりしたのを今でも覚えています。
中学生や高校生くらいだとあまり高いお金を出すことも難しかったりしますよね。
親に買ってもらえるならそれはそれで良いですが、せっかくなら自分で貯めたお金で買うことで、ギターへの愛着も湧いてきます。
ギター本体だけで3万円前後であれば、そのギターがセットになっている場合は3万円後半~4万円台になるかなと思います。
セット内容によっても価格が変わるので、何が付属されているのかを確認してみてください。
メーカーとしては、YAMAHAやMORRISあたりが無難なのではないかと思います。
■ セットで1~2万円台のアコギは避ける
今は必要なものがセットになって比較的安く売ってたりしますよね。
「アコギ 初心者セット」とかって調べるとその価格帯のものが最初の方に出てきたりします。
チューナーとかカポとかいろいろ付いて、1~2万円台とかでよく見かけます。
しかし、個人的にはあまりお勧めできません。
以前、友達が購入したアコギがまさにそのようなセットだったのですが、弦高が高くて弾きにくいし、音を鳴らすとビビーっと変な雑音が混じっていたりと、あまり良い印象を受けませんでした。
セットで1~2万円ということはギター本体の価格はかなり安いことになります。
安いということは作りが丁寧でなかったり、あまり良くない木を使っていたりと、その辺でコストを下げているわけですね。
そんなギターで練習していても楽しくないし、いずれやめてしまうことが目に見えています。
案の定その友達はすぐにギターをやめてしまいました。
予算が1~2万円しか出せないという場合は仕方ないですが、出来ればもう一つくらい上の価格帯のものを選んだ方が、品質が安定するのではないかと思います。
■ 安いギター・高いギターを買うメリット・デメリット
安いギターと高いギターそれぞれのメリットとデメリットをまとめてみます。
✓安いギターのメリット
・低予算で購入できる。(セットになっていてもかなり安い)
・弾かなくなっても「まぁ、安かったから」と諦めがつく。
・多少傷が付いたりしてもあまり気にしない。
✓安いギターのデメリット
・品質が悪いことが多い。
・モチベーションが上がらない。
・弾きにくさを理由に途中でやめてしまう可能性が高い。
・音が良くないことに後々気付くことになる。
・あんまり愛着が湧きにくい。
✓高いギターのメリット
・音質が良い
・作りがしっかりしているので弾きやすい。
・良いものを持っているという気持ちだけで、モチベーションを維持しやすい。
・ギターを大事にするようになる。
・大事にするので保管方法などの知識も身に付きやすい。
✓高いギターのデメリット
・値段が高いので、なかなか買えない。
・弾かなくなったら非常にもったいない。
・保管するのに気を遣う。
・傷ついたりしたら結構ショック…。
■ 初心者なら見た目で選んで良い!
個人的には、アコギ本体での価格が3万円前後であれば、あとは見た目で選んでいいんじゃないかと思っています。
例えば、楽器屋さんに行って試しに弾かせてもらったとします。
でも正直、音の違いってよく分からないんですよね…。
僕も良く分かりませんでした。(今でもあんまり分かりませんが…)
ただ、「弾きやすい!」とか「よくわかんないけどいい音!」っていう、ざっくりとした印象を持っただけです。
でもその直感が大事だと思うんです。
僕は完全に見た目で決めました。
特にYAMAHAの3万円前後の価格帯だと、カラーバリエーションもけっこう豊富だったりします。
好きな色のギターを選べば、愛着も湧きますよね。
■ できれば楽器屋さんに行こう
近くに楽器屋さんがあるのであれば、直接行って実物を見てみましょう。
今はネットでも簡単に買えてしまいますが、実物を見られないというのはデメリットだと思います。
ネットの画像だけを見て注文しても、実物がイメージと違うなんてことも大いにあり得ると思います。
届いたときから傷が付いてたなんてのもあり得ますよね。
実際にお店に足を運ぶことで、そういった細かい部分まで自分の目で確かめられるので、ぜひ実物を見て購入してみてください。
■ 試奏してみよう
✓出来るだけ自分で触ってみる
ちょっとでも弾けるなら弾いてみた方が良いですね。
僕もコードをいくつか弾ける程度でしたが、勇気を出して弾かせてもらいました。
やっぱり自分で鳴らした音の印象を大事にしたいところですね。
全然弾けないとしてもネックを握る感覚くらいは実際に持ってみて確認するのが良いと思います。
結構ギターによってネックが太かったり細かったり違いがあるので。
✓あまり弾けないなら店員さんに弾いてもらおう
楽器屋さんに行って、試奏を勧められたけど「まだ全然弾けないんだよなぁ」という場合もあるかと思います。
そんな時は正直に「まだあんまり弾けないので弾いてもらっていいですか」とお願いしましょう。
たぶん店員さんならある程度弾けると思うので、自分の好みの音なのかどうかを確認できると良いですね。
店員さんに、そのギターの特徴や音の違いなどを聞いてみるのも勉強になるかもしれません。
■ まとめ:初めて買うアコースティックギターの値段はいくらくらいがいいの?
初めてアコースティックギターを購入するときのポイントをまとめてみます。
2.安価なギター(1万円~2万円くらい)は質が悪いことが多いので出来れば避ける。
3.メーカーはYAMAHAかMORRISあたりが無難。
4.見た目が気に入ったものを選ぼう。
5.可能なら楽器屋さんに行って実物を見てみよう。
6.少しでも弾けるなら試奏してみよう。あまり弾けないなら店員さんに弾いてもらおう。
一本目のギターということでかなり慎重に選ぶことになるとは思いますが、あまり難しく考えすぎずに、自分が気に入ったギターを選びましょう。
大事なのは「このギターが好き!」という気持ちだと思います。
この記事が、あなたにとっての最高のギターに出会えるきっかけになれば嬉しいです。
初心者の方の練習方法についてはこちらをご覧ください。
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