明日が来るのがなんとなく不安で夜更かししてしまう。
明日やらなければいけないことがたくさんあって不安。

昔の僕がそうでした。

高校生～専門学生くらいまでは明日が来るのが嫌で嫌で毎日憂鬱。
今ではそう思うことも少なくなりましたが、昔は、先に待ち受けている何らかのイベントがあると、そのことで頭がいっぱいになって、明日から逃げるように夜更かしする毎日でした。
「オーラの泉」を見て励まされて元気を出して何とか生きてるような感じでした。

どうやってそんな毎日から抜け出したのかを説明していこうと思います。

同じ悩みを抱えている方の助けになればと思います。

■　先の事ばかりを考えすぎないこと

✓明日が来るかどうかはわからない

明日になるのが怖いということは、当たり前のようにまた明日が来ると思っているからですよね。
でもその根拠はなんでしょうか。
といっても、僕も当然のように明日が来ると思っています。

「明日も朝起きたらこれをして、あれをして、忙しくなるなぁ」とか考えてしまいます。

でも考えてみてください。

東日本大震災や9.11のテロ、あるいは交通事故等で亡くなった方。
みんな当然のように明日が来ると思っていたはずです。

確実に明日が来るという保証はありません。
今日の夜眠っているときに大地震が起きて、死んでしまう可能性だって無いわけじゃないですよね。

明日が来るかどうかは誰にもわからないのです。

✓来るかどうかわからない明日のことを考えすぎない

明日が来るかどうかわからない。
そんな明日のことを考えすぎるのってどうなんでしょうか。

もちろん、しなきゃいけないことを考えるのは必要だと思います。
明日までが期日になっている仕事終わらせなければならないとか、そういったものの準備は必要だと思います。

でも、考えても仕方のないことを考えてしまっていることってありますよね。
「なんとなく心配・不安」ってぐらいの心配事。
こういったことを考えすぎるのは、結局頭の中がぐるぐるするだけなので疲れてしまうだけですよね。

特に、夜に考え事をすると、どんどんネガティブな方向に行ってしまうような気がします。
考えても仕方のないことは出来るだけ考えないようにしましょう。

✓明日ではなく今日の事だけを考える

よく言われていることだと思いますが「今日は今日の事だけ考える」もっと言えば「今この瞬間を大事にする」っていうのが、明日の不安を取り除く方法だと思います。

未来のことが頭に浮かんでも、そこからぐっと「今」に意識を戻すような感じ。
明日や先のことを憂鬱に思うよりも、今や今日を楽しむことに集中してみましょう。

✓今日が楽しくなくなるのはもったいない

「来るかどうかわからない明日のことを考えて、今日がつまらなくなるのはもったいない」

知人にそう言われたのがきっかけで、僕は明日が来るのが少し怖くなくなりました。
「たしかになぁ」と思ったのです。
明日のことを心配して鬱々して過ごした一日が人生最後の日だったら、すごくもったいないと思うのです。

✓今日が人生最後の日だとしても後悔しないように

明日になるのが不安な気持ちを拭うのはなかなか大変なことだと思います。
今日の事だけを考えて生きていけたら良いのですが、なかなかそれも難しいです。

それでも、今日が人生最後の日になったとしても後悔しないように、毎日を過ごしていけると良いですよね。

↓　9.11のテロの後に話題になった書籍です。
「最後だと分かっていたなら」
詩の部分を一部読めるので、興味がある方は読んでみてください。

✓今日を少しでも楽しく過ごせば明日もきっと大丈夫

たぶん心配しているほど悪いことって起きないと思います。
「心配事の9割は起こらない」みたいな話も聞いたことがあります。本だったかな。
明日の事ばかり考えすぎず、今日を楽しく過ごせれば、明日がまた今日になって楽しく過ごせるはずです。不安が頭の中を占めているのであれば、何か違うことに集中してみるのも気が紛れて良いと思います。

■　まとめ：明日になるのが怖くて寝たくない。

やっぱり眠ることは大事だと思います。

寝るのがもったいないと思って3時間睡眠の体質に無理やり変えようとしたこともありましたが、失敗に終わったこともあります(笑

眠れないなら無理に眠る必要もないので、とりあえずベッドに入って目を閉じて、自分の呼吸に意識を向けてみるだけでもちょっとした休息になると思います。

「明日は明日の風が吹く」

今日の風が強かったとしても、明日も強い風が吹くとは限らないのです。

もし今回の記事を読んで、少しでも明日や未来への不安が和らいだのであれば嬉しいです。