DIY初心者が用意するべき最低限必要な工具・道具4セット

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DIY

これからDIY(木工)を始めてみようと思っている方でこんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

 

・初心者だからどんな道具を用意すればいいかわからない
・電動工具を使うのが怖い…。危険なイメージ。
・あまりお金を掛けたくないから、たくさんそろえるのは難しい

このように考えている方に向けて
DIY初心者が用意するべき最低限必要な工具・道具4セットを紹介しようと思います。

 

記事の内容
・DIYを始めるときに最低限必要な工具・道具4つ(4セット)を紹介します。
・電動工具を使うメリット・デメリット
・「いつか必要になるもの」「あると便利なもの」

この記事を書いている僕は、DIY歴4~5年です。
作品は小さいものから大きいものまで全部合わせると20種類くらいは作っています。
今回紹介する工具や道具があれば、簡単なテーブルや椅子なんかは作ることが出来ると思います。

 

DIYを始めるときに最低限必要な工具・道具を4つ(4セット)紹介します。

①インパクトドライバー(ドリルビット・ビス)

木材を固定するときは基本的にビスで留めるため、インパクトドライバーは必須です。
手回しのドライバーで作業をしていたらめちゃくちゃ時間がかかってしまいます。
そして多分、作品が出来上がる前に腕がパンパンになってしまいお陀仏です。
ビスを留めるときは、気が割れるのを防ぐために下穴を開けるためのドリルビットを用意しておくと良いです。
僕が最初に購入したインパクトドライバーはこれです↓

今でも現役で使っております。

②コンベックス(メジャー)

メジャーと言った方がわかりやすいでしょうか。
僕なんかコンベックスなんて呼び方数か月前まで知らなかったです。
初めて聞いたときはなんのこっちゃと思いました。
目盛りのところが金属出来ているメジャーをコンベックスと言うらしいです。
それでも僕はいつもメジャーメジャー言っておりますが…。
これもDIYの時には必須アイテムですね。
置きたい場所や、作成したもの、木材の寸法を測るために必要です。
5mくらいのものがあれば十分だと思います。
今は100均にも売ってたりしますよね。
高いのを使ったことがないので何とも言えませんが、安いやつでも大丈夫かと思います。

③紙やすり(240番・400番・800番)

紙やすりは木材のトゲトゲしたところを整えたり、作成したものの表面をきれいに仕上げたりするときに必要です。
数字が小さいものほど粗く、大きい数字になるときめ細かくなります。
つるつるにしたい場合は、徐々に番手を上げていって仕上げます。
240番、400番、800番くらいのものがあれば十分です。
「もっとピッカピカにしたいんだ!輝きを求めているんだ!」という美意識高めの方は1000番、1500番と、どんどん番手を上げて磨いてみてください。
もしかしたら顔が映るくらいになるかもしれません。
紙やすりは結構消費量が多いので、多めに用意しておくといいと思います。
一枚100円前後で買うことが出来ますので、数枚ストックしておくと便利です。

④塗料・刷毛

無塗装で気にしないのであればそれでいいのですが
せっかく作ったものを長持ちさせるためだったり、好みの色にしたい場合は塗料が必要になります。
塗料の種類もたくさんあるので、最初はよくわからないと思いますが、いろいろと調べてみてください。
塗料を塗る際は刷毛も必要になります。刷毛にも水性・油性など種類がありますので注意です。
ちなみに塗料を入れる器は、使っていないタッパーやペットボトルを半分に切ったりして使うと特に買わなくても良いかと思います。

僕が初めて使用したのはオスモカラーのウッドワックスというもの。
オイルステインに比べて、少量で塗装できるので長持ちします。
長い目で見るとこっちの方が安い気がして、こちらを多用することが多いです。

刷毛は予備があると便利だと思います。
「重ね塗りしようと思ったら、乾燥してしまって使えなかった…。」なんてことも結構あるので。
塗装後にラップで包んでおけば、しばらくの間は乾燥を防ぐことが出来るらしいです。

電動工具を使うメリット・デメリット

✓メリット

①作業が効率良く行える

一番はこれだと思います。
木材をカットするにしても、ビス留めするにしても、ノコギリやドライバーを使うより、丸ノコやインパクトドライバーを使う方が遥かに速く作業が行えます。
作業時間が限られている場合は、やはり電動工具を使う方が効率的ですね。

②正確に加工できる

しっかりと電動工具を使うことが出来れば、木材を正確に加工することが出来ます。
僕なんかはノコギリを使うのが絶望的に下手なので、木材を同じ長さでカットするのがほんっっっとうに苦手です。
「出来れば避けて通りたい。」「もう誰かに任せてしまいたい。」そんな風に思うこともあります。
そんな時にYouTubeで丸ノコを使って一瞬にして木材をカットしているのを見ると使ってみたくなります。
木材に穴を開ける作業なんかも、なかなか垂直に穴を開けるのは結構難しいです。
そんな時は、ボール盤を使うと正確に垂直な穴を開けることができますね。

✓デメリット

①使用するには危険が伴う

電動工具に恐怖心を持っている方は多いと思います。
僕もそうです。
どんな工具でも危険を伴うことに関しては同じですが、電動となると危険性は桁違いですよね。
ノコギリと丸ノコだったら、ザケルとバオウ・ザケルガくらいの違いがあります。
もっといえば、グラビレイとバベルガ・グラビドンくらい違います。
僕の父親は昔、大工だった祖父の手伝いをしているときに丸ノコで右手の中指を吹っ飛ばしています。
そういった話を昔から聞かされていた僕は、未だに丸ノコを使う気にはなれないです。(一回試したけど怖かった)
まぁ、それでもしっかりと使い方を学んだうえで使用するのであれば問題はないと思います。

②騒音問題

電動工具の音ってけっこう大きいですよね。
インパクトドライバーでさえ、衝撃を与えるときのガガガガッて音が結構うるさかったりします。
以前住んでいたアパートでDIYをしていた時に壁をドンドンされたことがあります。
うるさかったんでしょうね。そりゃ隣室に面した壁に板を打ち付けてたらうるさいですよね。申し訳なかったです。
一軒家であればそれほど問題はないかもしれませんが
アパートやマンションで生活されている方は、騒音問題には注意した方が良さそうです。

③初期費用が掛かる

今は結構安い電動工具も売っていたりしますがやはり数千円~数万円はしますよね。
まぁでも高いか安いかは考えようで、数十分かかる作業がほんの数分でできるようになるのであれば、購入する価値はあると思います。
作業時間が短く済めば、その他の時間を有効活用することが出来るということですね。
時間をお金で買うという感覚だと思います。

 

「いつか必要になるもの」「あれば便利なもの」

作品のクオリティを上げたいと思うほど、欲しい道具や必要な道具は増えていきます。
DIYを始めてからは、毎週ホームセンターに行きたくなると思います。

先ほど挙げたもののほかに
「いつか必要になるもの」「あれば便利なもの」をいくつか紹介させていただきます。

 

①ノコギリ

ノコギリに関しては、上記の「必要な道具」に入れようかと思ったのですが
今はホームセンターにお願いすれば、寸法通りにカットしてくれます。(有料ですが)
その方が正確だし、時間もかなり節約できるので、僕はほとんどの場合カットを依頼しています。
ただし、お願いした寸法が間違っていたりした場合は、自分で修正する必要があるので、あった方がいいですね。
木材を斜めにカットするのもホームセンターでは対応していない場合があるので、そういう作品を作るつもりなら用意しておく方が良いでしょう。
今はまっすぐ切るために便利なものもありますのでそういったものを使えば失敗も少なくなります。
買うならソーガイドFがおすすめです。
ダボ埋めをするのであれば、ライフソーもあると良いかもしれません。

②作業台

床で作業するのはけっこう大変です。
木材を切ったりする時や、穴を開ける時なんかも、作業台があると作業しやすいですね。
床で作業しているとまぁまぁの頻度で傷が付いたりします。うちの子供部屋の床なんか傷だらけです。

③クランプ

木材を固定する道具です。
加工するときに木材がガタガタ動くと、正確に加工できないので、作業台などに固定して行うと作業が楽に行えます。
DIYをしていると「あっちを抑えながらビス留めしたいんだけど手が足りない。カイリキーみたいになりたい」と思うことが度々あります。
そんな時に活躍してくれるのがクランプです。
木材をただ挟むだけのものや、直角に固定してくれるようなものもあります。すごく便利です。
色々なタイプがあるので調べてみてください。

④ダボ錐・木ダボ

作品が完成したけどビスが丸見え。
それで気にしない方は必要ありませんが「ビスを隠して少しでも綺麗に見えるようにしたい」という方は、ダボ埋めをすることになると思います。
ダボ錐で穴を開けた後、ビス留めして、木ダボで栓をすることにより、ビスの頭を隠すことが出来ます。
ダボの太さにもいくつかあるので、ダボ錐と木ダボの直径をしっかり確認しましょう。(6mm、8mm、10mmなど)
↓のは10mmのダボ錐と木ダボです。

⑤ウエス(要らないシャツなど)

簡単に言うと布ですね。
塗装をした後に、余分な塗料をふき取ったり、やすり掛けの後に濡れたウエスで粉塵をふき取ったりすることが多いです。
ちなみに、塗料を吸収しているウエスは自然発火の恐れがあるので、水に浸して袋に入れてゴミに出すようにしましょう。

⑥木工用ボンド

木材をビスで留めするときにボンドを使うと、より頑丈に接着することが出来ます。
ただし、ボンドを使って接着すると解体するのが大変になってしまいます。
いつか解体するだろうなと思うものであれば、ボンドは使用しなくても良いかもしれません。

 

まとめ

さて、今回はいつもの記事とは打って変わって、DIY初心者さん向けの記事を書いてみました。

最後にもう一度まとめますと
DIYを始めようと思っている方が、必要最低限で最初に用意するべき工具・道具は

①インパクトドライバー(ドリルビット・ビス含む)
②コンベックス(メジャー)
③紙やすり
④塗料・刷毛

この4つ(4セット)があればある程度の作業は可能です。
テーブルやちょっとした台くらいなら作ることが出来ます。

趣味でDIYを行う程度、なおかつ初心者の方であれば、それほどたくさんの工具は必要ないと思います。
僕もいくつかの電動工具を持っていますが、頻繁に使うのはインパクトドライバーくらいなもんです。
その他はただ所持しているだけか、たまーに登場するくらいですね。

 

「これからガッツリDIYをするつもりだ!」という方で、予算もあるのであれば、最初からある程度道具をそろえておいた方が良いと思います。
ただ「道具は揃えたけど、全然DIYしてないなー」なんてことになったらもったいないので、そこはよく考えましょう。

 

個人的な意見としては
必要なものは、徐々に増やしていけばいいと思います。
作品を作ったり、DIYの動画なんかを見ていると少しずつ知識は増えていくし、作れるものも増えていくと思います。

 

僕自身も、最初はほとんど何もわからなかったので、YoutubeのDIY動画を見て見様見真似でテーブルを作ってみました。
今見返すと、ビスが短かったり天板の隙間がひどかったりと良い出来ではなかったものの、知識がなくても何とか形にすることは出来ました。
なんでも良いのでまずはチャレンジしてみることだと思います。

 

過去の作品や作り方はブログにアップしていますので、ご覧いただければと思います。
(写真の撮り方や作業工程がわかりにくいものが多くて申し訳ありませんが…。)

今回の記事が少しでも参考になれば嬉しいです。
DIYを始めてみようかなーと思っている方は、ちょっとした小物でも良いので何か作ってみてはいかがでしょうか。

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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