おはようございます。
最近、「家づくりブログ」じゃなくて「部屋作りブログ」になってきていたので
初心に戻って家づくりの記事を書こうと思います。
今回は我が家の間取りについてのお話です。
間取りを決めるまでにも、なかなかの苦労を強いられました。
どんなところを工夫して間取りを決めていったのか、ポイントを挙げながら説明させていただこうと思います。
少しだけでも、「これから家を建てるぞ!」って方々のお役にたてればと思います。
今回はまず、一階部分の説明をさせていただこうと思います。
家族構成
まずは我が家の家族構成です。
現在は僕と奥さんと娘の3人暮らし。
子供は2人以上は必ず欲しいし、僕も奥さんも3人兄弟なので、できれば3人欲しいなーって感じで考えていました。
なので、将来は4~5人家族になるだろうと想像を膨らませております。
我が家の平面図
まぁ、色々説明しても分かりにくいと思うので
さっそく我が家の平面図を見ていただこうと思います。
こんな感じの我が家でございます。
家具や窓、建具は適当に設置してたり、設置してなかったりなので、あまり参考にしないでください。
部屋の数
我が家は4LDKです。(書斎はカウントしていません)
リビング、ダイニング、キッチンの他に、子供部屋が2つ、寝室が1つ、和室が1つ、という感じですね。
子供3人想定しておいて子供部屋2つってどういうことやねーんと思うかもしれませんが
子供部屋3つ用意するってなかなか難しいんですよね。
吹き抜け部分を部屋にするっていう手もあるとは思うんですが
吹き抜けは絶対欲しかったので・・・。
まぁ、もし子供が3人生まれたら、我々夫婦の寝室を分け与えて
足が弱って階段が上がれなくなってしまった僕らは、和室に布団を敷いて寝ることにしますよ。
大体、ほとんどの一般家庭はこれくらいの部屋数なんじゃないでしょうか。
うちの実家も4LDKで3人子供がいて、それでも何とか上手いこと生活出来ていましたね。
間取り決めのポイント
それでは次に間取りを考えていくときに重要視したポイントを説明していこうと思います。
1.回遊動線
回遊動線とは、家の中をぐるっと一回り出来るような間取りのことです。
玄関から入るとまっすぐリビングの方にも行けるし、洗面所の方を経由してリビングに行くこともできます。2WAYです。
ここはけっこう重要視していたポイントで、イメージしていたのはこんな光景。
子供「ただいまー!!」(サッカーとか野球して帰ってきた)
母「おかえりー。汚れた服洗濯機に入れて、手洗いなさいよー!」
子供「はーい」
・・・という感じですね。お分かりいただけたでしょうか。
そう、回遊動線であれば、子供が泥だらけになって帰ってきたときに、汚れた格好でリビングを通らずに洗面所に行くことが出来るのです。
帰ってきて洗面所に直行できるのはけっこう重要じゃないですか?
まぁ、何かとぐるぐる回れるのは便利なんじゃないかということで
回遊動線の間取りありきで僕らは考えていました。
そのうち家の中で子供と鬼ごっことかするんでしょうねー。
楽しみ!怪我しないように気をつけよう!
2.吹き抜け
2つ目は吹き抜けです。
吹き抜けに関しても初期の段階から取り入れたいと思っていた部分でした。
「とにかく広く感じる家に住みたい!」という気持ちが強かったんですね。
最初に提案された間取りでは、吹き抜けの広さは4帖だったんです。
でも実際にモデルハウスとかで4帖の吹き抜けを見てみると、なんか小さかったんですよねー。
どうせなら思い切って大きくしちゃえということで、リビングの上をまるまる吹き抜けにしました。
そしてやっぱり吹き抜けにするなら、2階の廊下から「おーい!」とかってやりたいですよね。
なので、赤線の部分は腰壁(腰ぐらいの高さの壁)になっていて、一階を覗き込めるようになっています。
一階に子供を寝かせたまま、2階のこの部分から「ばぁっ!」ってやると喜びます。
緑線の部分にはホスクリーンという洗濯物を掛けることの出来るオプション品を取り付けてもらいました。
日当たりの良い部分なので、洗濯物がよく乾きます。
吹き抜けにするとやっぱり少し寒くなりやすいかなーという感じはありますが
それでも広い空間を作り出すには吹き抜けに勝るものはないだろうということで、我が家では迷うことなく吹き抜けを採用しました。
3.リビング・ダイニング・キッチンの位置関係
次にLDKの配置についてです。
赤線で囲っているように、我が家のLDKは一直線に並んでおります。
やっぱりここでも広い空間を作り出したいという考えで、このような間取りになりました。
さらにLDKと和室をこのように設置することで、さらに開けた空間が出来るのではないかと考えた結果こうなりました。
キッチンに居ても和室の方まで目が届くので、料理をしながら和室で遊んでいる子供の様子も窺い知ることが出来ます。
しかし実際のところ、この間取りにするまでもいろいろ悩んで
キッチンとリビングを斜めに配置する間取りでもどうにかならないかと試行錯誤していたんですが
どうも階段の位置が決まらなかったり、床面積が大きくなりすぎてしまったりと上手くいかなかったんですね。
そんなこんなで結果的にこのようなLDKの形に落ち着きました。
4.パソコンスペース
以前アパートに住んでいた時に、地味に困っていたのがパソコン作業をどこで行うかということ。
一応自分の部屋はあったのでそこで作業していたものの
冬は寒かったり、なんだかだんだん荷物置き場みたいな部屋になっていたので
居心地良く使えなかったというのが正直なところでした。
そのため今回家を建てるときは、小さくても良いからパソコンスペースを設けようということになり
リビングの一角に半畳の小さなスペースを作ってもらいました。
書斎と言えるほどのスペースではありませんが
幅80cm弱のカウンターを付けてもらっているので、パソコン作業をするにはちょうど良い感じになっています。
ちなみに簡単にDIYして、プリンターも置けるようになっています。
実はここ、階段下部分です。
階段終わりの部分なので、少し壁(天井?)は斜めになっていますが特にパソコン作業には支障はありません。
小さくてもパソコンスペースがあるのとないのとじゃ違いますね。
いちいちパソコンをテーブルに移動するっていう手間もなくなるので
もしスペース的に余裕があるのであれば作ってみることをおすすめします。
5.パントリー
これもモデルハウスを見学していた時点で、ぜひ取り入れたいと思っていた部分でした。
パントリーっていうのは食糧庫みたいな感じですかね。
それぞれのハウスメーカーによって細かい部分は違うかもしれませんが
外気を取り入れて、室温より少し低めの温度が保たれるようになっています。
うちでは根菜類とか米とか粉類、缶詰等々・・・。
ちょっと低めの温度で保管した方がいいかなーと思うものや
乾物やスパイス、調味料のストックなんかも入れてますかね。
どこに置こうかなって悩んだらけっこうパントリー送りの刑に処すことが多いかも。
ちなみに、密閉を保つためなのか勝手口みたいな立派な扉が付いています。
鍵も付いているんですが、いつか使うときが来るんでしょうか。
家族の誰かが夢遊病で夜中に食料を漁りだしたら使います。
6.広めの洗面所
洗面所は少し広めにした方がいいです。
・・・というのも、僕の実家の洗面所がかなり狭かったので
朝の忙しい時間帯は洗面所に人が殺到するんですね。
すれ違うのもぎりぎりだし、洗濯物なんか干してたらジャングルみたいになっちゃって遭難しそうになります。
洗濯機がドラム式に変わったらさらに狭くなっちゃいました。
このくらいの広さがあればかなり余裕をもって移動することが出来ます。
洗濯機を置いてもまだ何か置けそうなくらいですね。
更に洗面台と洗濯機の向かい側のちょっとしたくぼみ部分は
可動棚を設置してもらい、バスタオルや着替えの服なんかも収納できるようになっています。
7.ちょっと広めの浴室
お風呂も少し広めの1.25坪サイズにしています。
やっぱり子供一緒にお風呂に入ることとかを考えると大きめの方がいいかなーと。
ちなみにお風呂はTOTOのサザナというものを入れてもらっています。
床が冷たく感じず、柔らかくて乾きやすい「ほっカラリ床」や、お湯が冷めにくい「魔法瓶浴槽」に惹かれてそれを選びました。
今も子供をお風呂に入れる関係で、親子3人で入浴することがほとんどですが全く狭さは感じませんねー。
子供が居たり、お風呂でゆっくりのんびりしたいわーという方には少し大きめのお風呂がおすすめです。
8.シューズクローク
玄関横にあるシューズクローク。
靴用のクローゼットみたいな感じです。
中に入っていけるようになっていて、棚が付けられているため、そこに靴を大量に収納することが出来ます。
今持っている靴を全部しまっても、まだかなり空きがある状況。
尋常ではない収納力です。
また、ハンガーを掛けられるように一角には、金属パイプを取り付けてもらっているので、上着なんかもそこに掛けておけます。
雨や雪で濡れた上着を部屋の中に持っていくと床がビチョビチョになってしまうので
玄関で脱いで置いておけるのは便利ですね。
あとは、これから先ベビーカーなんかを使うようになったら、シューズクロークに置いておこうと考えています。
他にも奥さんのスノーボードの板が置いてあったりするんですが、まだまだいろいろ置いておけそうです。
・・・というところで、ひとまず1階編はこのような感じでした。
次は2階の間取りの説明をしていこうと思うのでご覧いただければと思います。
つづく
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