どうも、とーちゃんです。
仕事と育児の両立が大変で、毎日つらい・・・。
子供がかわいい気持ちは変わらないけど、イライラすることが多くなった。
最近仕事でのミスが増えてきた。
こんな悩みを抱えている子育て中のパパは多いのではないでしょうか。
今は昔と違い、父親が子育てに積極的に参加するのが当たり前な時代です。
そうなると、父親だって子育て中に、精神的に追い詰められてしまうことがあります。
あまりにもストレスがかかりすぎて、精神的に不安定になっている場合は、父親も産後うつや育児ノイローゼになってしまっているかもしれません。
■ 産後うつとは?
産後うつとは出産後に精神的に不安定な状態になることです。
女性の発症時期は、出産後3ヶ月以内がピーク。
一方、男性だと子供が生まれてから3~6ヶ月後に発症することが多いと言われています。
女性と男性で発症時期が異なるのがポイントですね。
以前はホルモンバランスの不調が原因だと言われていたため、女性の産後うつばかりが注目されていましたが、今は社会的な要因や労働環境等、色々なことが原因で発症するといわれています。
そのため、ここ最近は男性の産後うつについてもちょこちょこ耳にするようになったんですね。
■ 父親の産後うつ
✓ 子育ては夫婦でするもの
昔は子育ては母親、仕事は父親みたいな家庭が多かったように思いますが、今の時代は変わってきています。
基本的に子育ては夫婦で行うものですよね。
ということは、父親だって産後うつになる可能性はあります。
男性が育児休暇を取るのはまだまだ理解されにくい世の中だけに、仕事と育児を両立させなければいけないという、義務感というのかプレッシャーのようなものもありますよね。
母親とはまた違うストレスがのしかかって、精神的に追い詰められてしまう父親も多いのではないかと思います。
✓ 男女差はほとんどない
出産後の女性の10人に1人は産後うつに悩まされていると言われています。
そして実は男性も11人に1人の割合で産後うつに悩まされているとのこと。
割合で見ると女性も男性も大差なく、産後うつになる可能性があるということです。
今や産後うつは女性だけの問題だけではなくなってきているんですね。
✓ 父親の産後うつの症状の特徴
一般的なうつとしては、気力が無くなったり、落ち込んだりといった症状がみられることが多いようですが、男性の場合それらに加えて、苛立ちや過活動、感情が抑えられない、といった症状が女性よりも現れやすいのが特徴だそうです。
僕の場合も、言われてみるとたしかに、子供が産まれてからはかなり怒りっぽくなりました。
怒鳴っても良くない方向に行くだけだと分かっているのに、怒鳴らずに居られなかったり・・・。
感情のコントロールがうまく出来ないことが多くなりました。
あとは、気分転換と思って隙間時間に趣味を詰め込んで逆に疲れてしまうなんてことも。楽しみの時間のはずが負担になっているような気持ちもありました。
今思うと「過活動」になっていたのかなーなんて思います。
■ 父親が産後うつになる原因
✓ 妻が先に産後うつになる
母親の方が先にうつになり、その影響で父親が同じように産後うつになってしまうことが多いようです。
最初の方でも説明しましたが、産後うつの発症時期は男女ですこし差があり、女性の方が早期に発症することが多いといわれています。
そのため、父親の方があとから産後うつになってしまうケースが多いんですね。
たしかに夫婦のどちらかの精神状態が不安定だと、必ずと言っていいほどパートナーにも影響を与えてしまいます。
機嫌が悪いのってどうしても伝わってしまうので雰囲気が悪くなってしまいますよね。
そういう日々を繰り返していると、二人ともうつになってしまう可能性だって考えられます。怖いです。
✓ 相談できる人が少ない
奥さんの話を聞きながらいつも思っていたのは、ママ友がいていいなぁということ。
じゃぁパパ友を作ればいいじゃんと思うかもしれませんが、男ってなかなかそうはいかないですよね。
男性は女性に比べて周りに助けを求めない傾向にあるといわれています。
これはもう男性特有の考え方なんでしょうね。めんどくさいですね。
職場に同じ年頃の子供がいる人と子育てトークが出来れば少し気持ちは楽ですが、なかなか同じ境遇の人がいないと吐き出すところが無くてだんだん大変になってきてしまいます。
先輩に話したとしても「今だけ今だけ」「すぐ大きくなるから」と言われてしまうことも多いです。
そう言われてしまうとそれ以上は話せなくなってしまうというのもありますね。
✓ 愚痴を言うことに抵抗がある
職場で奥さんの事や子供の事を愚痴っている人もいるとは思います。
ただなんとなく、僕はあまりそういうのはしたくないというかあまりできません。
愚痴ってる自分が嫌になるというか、かっこ悪いなと思っちゃうんですね。
奥さんの事とか子育てが大変だとかあまり言いたくないのです。
そういうのって一度言ってしまうと癖になってしまうような気がするのです。
「溜め込まないで吐き出した方がいい」と何度も言われたことはありますが、それが出来ないんですよね。良いのか悪いのかわかりませんが。
まぁでも自分の気持ちを吐き出せる人が羨ましいなぁと思うことは多いです。
✓ 仕事・家庭・趣味でキャパオーバー
仕事をしながら育児をしていると考えることがたくさんで頭がいっぱいになってしまいます。
仕事もしっかりしなきゃいけないけど、残業してあまり遅くなると子供をお風呂に入れるのが遅くなって寝かせるのも遅れる。
そして、今日も帰ったらすぐに奥さんから一日の出来事をバーッと聞かされるのかなとか、次の休みでちょっと好きなことできるかなとか、色んな事を考えすぎて頭がおかしくなってしまいそうになります。
目の前の事だけに集中出来れば良いのですが、精神的に不安定になっていると、なかなかそうはいきません。
今日一日、あと何をしなければいけないかで頭がいっぱいになってしまうことは多いです。
✓ 「夫への不満」に関する情報が目につきやすい
ニュースやSNSなどのメディアを見ていると、毎日のように夫やパパに対する不満や愚痴を見かけます。
「育児に参加しないくせに偉そうなことばかり言う」
「少し家事を手伝っただけで、やった気になってる」
僕が無意識でそういった内容のものに目が行ってしまっている可能性もありますが・・・。
そういった情報が目についてしまうこともあって、どうも父親って育児や家庭の事についての不満を言いにくいなと思うことがあります。
そんな理由であまりSNSは好きじゃないです。
■ 「産後うつ」と「育児ノイローゼ」
今の状態が産後うつなのか、育児ノイローゼなのか。
どのような違いがあるか調べてみました。
色々調べてみると、産後うつ=育児ノイローゼだと書かれていたり、全く別物だと説明されているものもあって、ハッキリとした違いは分かりませんでした。
しかし、産後うつの場合、出産後数か月で発症するといわれているため、それ以降に現れるうつ症状は育児ノイローゼになるのではと思っています。
だって育児は子供がある程度自立するまでずっと続いていくものですよね。
それなら出産後とか関係なく、気分が落ち込んだり、仕事に集中できなくなったりすることは必ずあるはずです。
そう考えると、育児ノイローゼはいつなってもおかしくないですよね。
呼び方と発症時期が違うだけで、症状としてもほとんど同じです。
いずれにせよ、少しおかしいなと思ったら早めに対処することが必要です。
■ 風邪を引いたときは要注意!
✓ 風邪を引くと気持ちも弱る。
風邪などで体調が悪いときは要注意です。
子供がいるとよく風邪をうつされたりしますよね。
風邪を引いているときは、びっくりするほど気持ちも弱ってしまいます。
僕が育児ノイローゼのような症状になったのも、風邪を引いているときでした。
1か月以上も咳が止まらず、病院に通ってばかりいた時は、「いつまでこの状態なんだろう」とずっと憂鬱な気分になっていました。
コロナの時期でもあるので、仕事中に咳をしていると周囲からの目も気になりました。
体調が悪いといっても、仕事が出来ないほどではないので、何とか仕事に行っていましたが、毎日「仕事をやめたい」「どうして体調が悪いのに働かないといけないんだろう」と思いながら働いていました。
本当に風邪は万病のもとだなと思います。
気力やモチベーションを全て奪っていきます。
✓ 体調が悪いときはとにかく休む
風邪を引いてしまったときは、まずは体調を良くすることだけを考えてください。
仕事だって少しくらい休んでも大丈夫です。
僕は会社員の経験しかないのですが、数日仕事を休んだって何とか回るようになってるんです。
自分という資産を守るために仕事を休む。
自分がダメになってしまったら何にもなりません。
仕事を休むことをためらう必要はないと思います。
そして、体調が良くなれば自ずと気持ちも前向きになってきます。
沈んだ時期があれば必ず浮上してくる時期があるので大丈夫です。
僕がそうだったので大丈夫です。
■ 父親が産後うつを防ぐ方法。
✓ 一人になる時間をもらう。
毎日家事や育児をしていると一人になる時間がありません。
数時間でも良いので一人になれる時間を作りましょう。
ただ何もせずにボーッとするのもいいですし、過活動にならない程度に、趣味に没頭するのも良いと思います。
✓ 仕事を休む日を作る
体調が悪いときはもちろんですが、悪くなくても月に一回くらいは有休を取って、リフレッシュするのも良いと思います。
何の予定もないけど休む。
子供を幼稚園や保育園に預かってもらって、何の予定もない休みの日を満喫すると、かなり気分転換になりますよ。
✓ 奥さんに相談
一番身近な相談できる人は奥さんだと思います。
一人になる時間を作るにしても、仕事を休むにしても、まずは奥さんに相談しましょう。
父親が休むということは、少なからず母親の負担が増えてしまうことにはなるので、その辺をしっかり理解してもらう必要があると思います。
✓ 実家の親に相談
なかなか奥さんが協力的じゃなかったり、奥さんの方も体調を崩しているという場合もあると思います。
もし自分の実家が近くにあったり、援助をしてもらえるような環境であれば、あまり悩まずに相談するのが良いと思います。
■ 本当にひどかったら病院に行くべき
本当に産後うつの症状がひどいと「死にたい」と思うこともあると思います。
僕も、死にたいというのか消えたいというのか、この場から居なくなりたいみたいな気持ちになることは何度もあります。
僕の場合は病院に行くほどではなく、何とか自然と乗り越えることが出来ましたが、あまりにも精神的に不安定なのであれば、病院に行って話をするだけでもかなり気持ちは楽になると思います。
何だかんだでやっぱり話を聞いてもらうというのが一番救われるんじゃないかと思います。
■ まとめ:父親でも産後うつや育児ノイローゼに注意。上手に息抜きしよう。
ということで、今回は父親でも産後うつや育児ノイローゼになってしまう可能性がありますよってことについて説明させてもらいました。
一生懸命子育てをしようとする人ほど、「自分がなりたい父親像」からかけ離れていって、どんどん自己嫌悪に陥ってしまうような気がします。
仕事のミスや忘れ物が増えたことがきっかけで、産後うつだと言われる父親も増えていると言われているようです。
こちらで産後うつの可能性があるかどうかを確かめることが出来るので、興味のある方は試してみてください。
自分の精神状態がなんとなくおかしいなと思ったら、まずは休息が必要です。
自分に余裕がないと奥さんや子供にも優しくすることが出来ません。
逆に言うといつもイライラしているということは、休息が足りていないということです。
家族を大切に思うのであれば、自分の事も大切にしましょう。
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