職場にいる「何でも聞いてくる人」の特徴と対処法

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仕事の悩み

「分からないことがあったら何でも聞いてね。」

新人指導の時や、部署異動してきた人に対してそんな風に声をかけることってありますよね。
そんなに深い意味はなく、本当に軽い感じで。

確かに「何でも聞いてね」って言っちゃうことは多いです。
でも、「そんなことも聞いてくるの?」「少しは自分で考えたら?」っていうくらい、本当に「何でも聞いてくる人」っていませんか?

職場での新人指導もそうですが、長いこと働いてる人でもそういう人はいますよね。

分からなければすぐに誰かに聞けばいいと思ってる人。

聞いてもいいんです。
分からないことを分からないままにしておくより、聞いたほうがずっと良いとは思います。
『聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥』と言いますからね。

ただ、少なくとも僕が言う「何でも聞いてね」には「聞いてもいいけど、それは、自分でめちゃくちゃ調べて調べてもうどうしようもなくなってたら聞いてね」っていう意味が込められています。

大抵の人がおそらくそんな意味で言っているのではないでしょうか。
でも、中には言葉通りになんでも聞いてくる人がいるんですよねぇ。

たぶん、めちゃくちゃ調べてもわからないことってそんなに多くないと思うんです。
ネットで調べれば情報で溢れている今の時代、ほとんどのことは調べれば分かりますよね。

・・・という感じで、いきなり愚痴っぽく始まってしまいましたが、今回はそんな、どの職場にも一人は居るであろう「何でも聞いてくる人」の特徴と対処法について考えてみました。

■あなたの心が狭いわけではない

「何かを聞かれるたびにイライラしてしまう自分って心が狭いのかな…」
優しい人はそんな風に、心の狭さが原因なんじゃないかと自分を責めてしまう人もいるかもしれません。

でもそんなことはないです。

イライラするに決まってます。

どう考えたって、自分で調べないで人にすぐ聞けばいいと思っている人の方に問題があります。

だから、もし自分を責めているような方がいるのであれば、そんな風に思わなくて大丈夫です。

■ 「何でも聞いてくる人」の特徴

✓自分で考えない

まず、なんでも聞いてくる人は自分で何も考えようとしていないです。
自分で考えるよりも誰かに聞いたほうが早く解決できると思っているのです。
おそらく、ずっとそのように人に頼るように生きてきたので、自分の力で解決しようとしない癖が付いているのでしょう。

✓調べればわかることでも調べない

何でも聞いてくる人を観察していると、まず調べている様子が見られません。
分からないことがあるとすぐに「どうやるんでしたっけ?」と聞いてきます。
「ちょっとは調べてから聞けよ…。」と思いますよね。
「ググレカス」と言いたくなる気持ちもわかります。

✓どうやって調べたらいいかわからない

自分で調べる癖が無い人は、調べる方法もわからないようです。
調べ方がわからないので「なんて調べたら良いですかね」とかって感じで聞いてきます。
検索するキーワードすら思いつかないのです。
少しは考えてほしいものですね。

✓同じ事を聞いてくる

何でも聞いてくる人は、同じことを何度も聞いてくることがあります。
「メモせぇよ」って感じですね。
前に教えたことをもう一度教えることほど面倒なことはないです。
しかも質の悪いことに、ほとんど覚えていないということも…。

✓自分の責任にならないようにする

責任感があるように見えたとしても、実は自分の責任にならないように必死です。
何か問題が生じたときのために、何でも人に聞いているということも考えられます。
聞いた通りにやって何か問題が起きたら「〇〇さんにそう言われた。」「あの人の言った通りにやった」と言えますからね。
責任をなすりつけられないように注意しましょう。

✓人の時間を奪っているという感覚がない

すぐに人に聞く人は、自分の都合しか考えていません。
誰かに聞くことで、その人の時間を奪っているという感覚が無いのです。
何らかの仕事をしている人に対しても遠慮なくわからないことを聞いてきます。
しかも質問内容が自分で調べれば分かることだったりすると「そんなことのために作業の手を止められたのか俺は」と、はらわたが煮えくり返ってきますよね。
「すみません、ありがとうございます」って言われても、「思ってねえだろ」と心の中で僕は呟いています。

✓ただ喋りたいだけ

時々思うのは「この人ただ喋りたいだけなんじゃ…?」ということ。
ただ話すだけのために、時間を奪われたらこっちとしてはたまったもんじゃないですけどね。

■ 「何でも聞いてくる人」の対処法

✓関わらないようにする。

これが出来るのなら一番だと思います。

職員の人数が多い場合であれば関わらないことも出来ますよね。

ただ、少人数の職場だと嫌でもかかわる必要が出てくるので、そのような場合はちょっとしんどいですね。

僕の職場は6人しかいないので、まったく関わらないようにするというのは無理ですが、必要な時以外は話しかけないようにしています。

✓何がわからないのか聞く。

何でも聞く人は、ざっくりとした感じで聞いてきます。
「○○ってどうやるんでしたっけ?」って感じで。
大雑把過ぎて何を教えてたらいいのかわからん。

どこからどこまで分かってて、どこから分からないのか説明しない傾向にあるので、何が分からないのかを聞きましょう。
そのうえで分かっていない部分だけを教えてあげましょう。
そして、今度からは具体的に質問するようにと声をかけておきましょう。
次も同じ感じで聞いてきたら注意することが出来ます。

✓どこまで調べた?どこまで覚えてる?

そういう人は、ほぼ確実に自分では調べてないです。
調べるより先に人に聞いてるはずですからね。

メモを取ってたとしても、確認しないで聞いたりとか。
自分で調べたり、メモも確認してなさそうなら「なんのためのメモやねん」と怒っても良いと思います。

✓一から十まで教える

気持ちに余裕がある人や、優しい心を持ってる人、人にものを教えるのが嫌いじゃない人は全部教えてあげても良いと思います。
ただし、そうすると「またこの人に聞けば良い」と思われるので、たぶん今後も聞かれます。
超めんどくさいですね。

✓調べる方法を教える。

魚を欲しがっている人に、魚をあげるんじゃなくて、釣りかたを教えるって話がありますよね。そんな感じです。
調べ方を教えてあげて、今後自分で調べるように誘導しましょう。
次からもそのようになれば理想的ですね。
職場の新人さんに対してなら、この方法が良いのではないでしょうか。

✓めんどくさそうな顔をする。

嫌な人だと思われても構わないという方なら露骨に嫌な顔をしてみましょう。
そうすると、今後聞かれなくなる可能性が高いです。
僕はというと、嫌な人だと思われるのは嫌なくせにすぐに表情に出ちゃうタイプです。隠せないんですよね。
とりあえず教えるけど、冷たい口調で、めちゃくちゃめんどくさそうな顔をしていると思います。

✓ハッキリ言う。

「自分で調べたら?」
あまりにもちょっとしたことで聞かれることが多いならはっきり言いましょう。
言わないとわかんないんですよね、こういう人は。

■ まとめ:「何でも聞いてくる人」と関わるのは非常に面倒なので、極力距離を置く。

今回は、「何でも聞いてくる人」の特徴と対処法を説明してみました。

対処法についてもまとめてみましたが、一番良いのは出来るだけ関わらないことです。

嫌でも関わらないといけないという方の場合は、必要な時以外は関わらないようにしましょう。

疲れます、本当に疲れます。

職場にこのような人がいて困っているという方は参考にしてみてください。

 

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