いつからか始まっていた子供の指しゃぶり。
そのうち直るだろうと思いつつも、2歳、3歳になってもやめるような気配が見られない。
指にできたタコはカチカチだし、いつも風邪引いてるのは手についたバイ菌が口から入っているからでは?等と、気になり始めるとキリがなく、何とか指しゃぶりをやめさせられないかを悩んでいる親御さんは多いはず。
我が家の娘も3歳になった今でも指しゃぶりがやめられず、そのうえ、しゃぶっていない反対の手で髪の毛をぐるぐると絡ませるという困った癖にも悩まされていました。
そんなときに見つけたのがこれ。
かむピタプラス。
爪に苦いマニキュアのようなものを塗ることで、指しゃぶりや爪を噛む癖をなくそうというもの。
今回はその「かむピタプラス」を実際に使ってみた感想をお伝えしたいと思います。
■ 「かむピタプラス」実際の効果は?
嘘のように指しゃぶりをしなくなった
初めて爪にかむピタプラスを塗ったときは、何を塗られているのかきょとんとしていた娘。
しかし舐めてみてその苦さにびっくりしたようで、指しゃぶりをしなくなりました。
とはいえ癖とは無意識にやってしまうものなので、ついつい指が口に入ってしまうことも。
そのたびに顔をしかめていた様な気がします。
それでも「爪が苦い」という意識が働くようになると、暇があれば指をしゃぶっていた娘がまったく指しゃぶりをしなくなりました。
指しゃぶりに対してはかなり効果的なのではないかと思います。
効果は1~2日?
最初は効果絶大とも思われたかむピタプラスですが、うちの娘の場合、塗って一日くらい経つと、度々指しゃぶりをする頻度が増えてきました。
「もう苦いのが取れたのかな?」と思って試しに娘の爪を舐めてみると「めっちゃ苦いやん!」
まだこんなに苦味残ってるのにも関わらず指をしゃぶっている娘。
味覚がバグってしまったのか、あるいはそれほどまでに指をしゃぶりたい欲求が強いのか…。
いずれの理由にせよ娘の場合だと、一度塗ると1~2日位の持続効果でした。
結局まだ直ってない
当初は「これで指しゃぶりが直せる!」と期待していたものの、結局まだ直っていません。
確かに塗っていると効果はあるのですが、日常生活に支障が出てしまう部分もあり、継続して使うのが難しくなってしまいました。
3~4歳くらいからの使用がオススメということで、うちの娘には少し早かったのかも知れません。
■かむピタプラスを使うときの注意点
塗るときは「苦い」と伝えないこと
子供に「苦いものを塗る」と言ってしまうと嫌がって塗らせてもらえない可能性があります。
「指しゃぶりやめないと苦いの塗るよ!」と脅かしてしまうのも良くないですね。
うちの場合は「ピカピカの綺麗な爪にしてみようか!」等と、嫌なイメージを持たせないように説明することで嫌がらずに応じてくれています。
食事に影響が出るかも
先ほど「日常生活に支障が…」という説明をしましたが、継続して使うのが難しくなった一番の理由が食事です。
その子にもよると思いますが、2歳前後だとまだスプーンやフォークが上手く使えないこともしばしば。
そうなるとどうしても手づかみでご飯を食べる場面も出てきます。
すると爪についた苦味成分が食べ物に移ってしまうようで、だんだんご飯を食べなくなってしまいました。
初めはそれに気付かずに、「何か最近全然ご飯食べないな~」と気になりつつも、そんなときもあるかとあまり気にせずにいたのですが、ある日、娘の残したご飯を食べたら「苦い…」
ご飯をあまり食べなくなった原因はこれなのかもと思い、かむピタプラスを付けるのをやめたら食べるようになった気がします。
原因はこれだけじゃないかも知れませんが、影響はあるかも知れないので使うときは要注意です。
手づかみ食べをしている時期はまだ使わない方が良さそうです。
指のしゃぶり方次第では効果がないかも
指しゃぶりというと親指を咥えるのが一般的かと思うのですが、うちの娘は何故か中指と薬指です。
手できつねさんを作って自分の方に向けてそのまま中指と薬指を咥える感じです。(伝わるかな)
ちょっとやってみてください。
親指を咥えるなら爪が直接舌につくので苦味がダイレクトに伝わります。
しかしうちの娘スタイルだと爪が上になるので舌につかない!
もしかしたらこのしゃぶり方だから苦味を感じにくて効果が薄いのかなとも考えています。
どうなんでしょう。意外とこういうしゃぶり方をする子っているんでしょうかね。
以前、買い物中にすれ違ったご婦人に「うちの子もそんな風にしゃぶってたの!」と声を掛けられたことがあるので、一定数いるんでしょうね。
このしゃぶり方だと人差し指が自ずと鼻の穴に入ってしまうので困ります。
子供なりに「指しゃぶりながら鼻もほじれる!これなら一石二鳥だぜ!」とか思ってるんでしょうか。
なんも良いアイディアじゃないからな、それ。とーちゃんとしては一刻も早くやめてほしいよ。
乾くのは遅い
かむピタプラスは塗ってから乾くまでに数分の時間を要します。
乾くまでの数分間、子供には何も触らせないようにしましょう。ベタベタくっついてしまいます。
アルコールで落ちる…?
かむピタプラスを除去するときは、アルコールで拭くと良いらしいのですが、実際にやってみるとなかなか落ちない…。
何度も子供の手にアルコールをつけるのも、何だか荒れてしまいそうで心配ですよね。
お風呂に入ったときに爪でカリカリすると取れやすいのではないかと思います。
■まとめ:「かむピタプラス」は使い方に注意が必要だけど、効果はある!
今回は子供の指しゃぶりや爪噛み対策に使える「かむピタプラス」の紹介と口コミでした。
率直な感想としては「めっちゃ効果あるじゃん!」という感じで、毎日でも使いたいと思っているのですが、食事に影響が出てしまうのが困ったところ…。
やはり食事動作が上手く行えるようになる3~4歳ころが適当なのでしょう。
どうしても手づかみ食べをしてしまう小さいときから使ってしまうと、ご飯を美味しく食べられなくなってしまうので可哀想かなと思います。
もしも使ってみたいと考えている方は、あれば、食事の時の手の使い方や指のしゃぶり方等を考慮して使ってみると良いのではないかと思います。
子供の癖について少し調べてみましたが、あまり神経質になりすぎるのも良くないようです。
「そのうち直るかー」って感じであまり深刻に悩まない方が良いのかも知れません。
ちなみに僕の妹は小学5年生まで指をしゃぶっていましたが、ちゃんと直っています。
爪を噛む大人はたまにいますが、指しゃぶりをする大人は見たことがないのできっと大丈夫でしょう!
そんな感じで、今回の記事が少しでも参考になったのであれば嬉しいです。
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